海老 伸幸 (ノンちゃん)

海老 伸幸 (ノンちゃん)

生年月日:1984年3月25日
血液型 :A型
出身地 :岐阜県
在住地 :東京都
趣味  :バイオリン
専門分野:音楽
職業  :バイオリニリスト・イベンター

ニックネームは、のんちゃん。

バイオリニストと、イベンターの仕事をしている。

見た目は金髪頭でパンチがある、

服はアルマーニしか着ないらしい。

派手な人だなぁ、そんな印象だった。

そんな印象の見た目だったが、話すと繊細でこのギャップに驚いた記憶がある。

そんな彼のことを少し書かせてもらおうと思う。

ノンちゃんはこんな人

性別なし、恋愛対象がないといわれる、ノンバイナリーに当てはまるというノンちゃん。

男性である実感があるわけではない、だからと言って女性であると実感があるわけでもない。

幼少期から自分の性について、多くのことで悩んだと、話してくれた。

「性の在り方は、ひとり、ひとりちがっていい。それが当たり前」

そうどこかで思おうとしても、なかなか整理ができる問題ではないと話してくれた。

今でも、ずっと悩み続けている。

どこまでもつきまとってくることだと割り切っているようにも見えた。

自分にできることはないのか?と思い、LGBTQコミュニティに在籍し、広報活動をしているという。

LGBTQを知ってもらって、少しでも理解を広めたい。

少しでも住みやすい社会にできないだろうか?と考えながら、行動している。

ノンちゃんの職業

バイオリニスト

そんな、ノンちゃんだが、バイオリニストの顔を持つ。

きっかけは、地元の掲示板に掲載されていたポスターだった。

好きだったアニメ曲のオーケストラがあることを知り、すぐにチケットを購入した。

実際、聴きにいくとオーケストラの素晴らしさに感銘し、その中でも、バイオリンに惹かれはじめる。

バイオリンの、弓の振動で伝わる、繊細な音に引き込まれた。

バイオリンの音色が聴きたくて、さまざまなオーケストラに足を運ぶようになった。

しかし、オーケストラのチケットは高く、出費が重なることが難点になってくる。

そこでのんちゃんがひらめいたことがあった。

自分がバイオリンを弾けるようになれば、大好きなバイオリンの音色を好きなだけ聴けるということだった。

100万円分、オーケストラを聴きにいくなら、100万円のバイオリンを買った方が良い…と考えたらしい。

自分が弾けるようになればいいという発想がぶって飛んでいて、だからは私はノンちゃんと友達なのだろうと少し納得してしまった。

そして、バイオリンのスクールに通い始め、アマチュアのオーケストラでバイオリニストとして活動をはじめる。

のちに自由を求めて、東京に上京。

地元で仲が良かった、「おばちゃん」がノンちゃんの自由さに憧れて上京してきたそうだ。

どんな「おばちゃん」だよ、と思いながら、ノンちゃんがある程度の影響力がある人というのは、想像がつく。

その「おばちゃん」の知り合いが、バンドメンバーとしてバイオリンを弾ける子を探しているとのこと。

紹介で、バンドメンバーと出会い、「コンパクトクラブ」というバンドで活動するようになった。

「おばちゃん」が上京しなかったら、出会わなかった人と、こうやって出会って、一緒の方向を歩める仲間に出会えたのだから、人生何があるかわからないな〜とつくづく人生って面白い…と彼と話しながら思った。

ソロバイオニスととしても活動している。

イベンター

ノンちゃんは、イベンターとしての顔もある。

イベントは躍動感、やりがいがある、と楽しそうに話してくれたのが印象的だ。

元は、自分の収益があればいいというのがきっかけだったが、来てくれたお客さんが喜んでくれることにやりがいを感じているという。

自分のやっていることが誰かを喜ばせながら、収益に繋がっているというのは一番綺麗なビジネスの形である。

この先も素敵なイベンターとして、活躍してくれるだろう。

人脈をつなげたい方、楽しみたい方、彼にあってみたい方、一度参加してみてほしい。

ノンちゃんの生き様

ウーバー配達員を本業としていたころは、疲労で入院をしたこともあった。

限界まで頑張ってしまう彼を鮮明に想像することができるくらい、本当に頑張り屋だ。

体力仕事はもうしないと話し、自分は営業向きだという。

求められないスキルを磨くのなら、誰かの役に立てるスキルを身につけたいと話してくれた。

「何かと何かのスキルを組み合わせればオリジナルができるんだよ!」

「価値がないと思うことでも、意外と違う視野で見れば価値があったりするもんなんだよ!」

と彼が言うのだから、確かにそうなんだろうなと思う。

彼は繊細で人の気持ちもよくわかり、生きづらいと思うこともたくさんあったのだと思う。

彼が人生、そんなに楽しくないと、言っていた時期があるのも知っている。

繊細だからこその悩みがあったのだと思っている。

そんなノンちゃんが「今、めっちゃ楽しいんだよね!」と破壊的な笑顔で話してくれたから少しウルっときてしまった。

ノンちゃんの夢・ビジョン

夢は音楽で祭りをひらくこと。

神との繋がりが強い日本伝統である祭りだが、神とか関係なく祭りは誰も悲しまないし、何回あったって楽しいじゃん!!

みんなが楽しめる空間を、提供していきたいのだろう。

「喜んでもらえることをしたいんだよね!」と話すのんちゃんに「それでそれで?」と続きを急かせて聞いてしまう。

イベントも、自分らの収益があればいいよね!っていうのがきっかけだったんだけど。

来てくれたお客さんが喜んでくれるから…!!

やりがいがあるんだよね、だから、やり続けたいって思うよ!

今、まじで楽しい!!今が、一番楽しいかも!!!

私はずっと近くで、のんちゃんの活躍を見ていたいと思った。

筆者から見た、ノンちゃん

第一印象は、奇抜な金髪頭で、ぶっ飛んでそう。

でもなぜだか、どこかに消えてしまうのではないかと思うほど、儚い感じがした。

私が、初めて彼に会った時の印象は、こんな感じだった。

良い意味でも、そうでない意味だとしても捉えられるが、危うい「繊細さ」を感じた。

仲良くなると自分の芯があって、自分の意見もしっかり主張してくれる。

でも、やはりとても繊細で心優しく、人の気持ちを察知しようとしてくれる。

不思議なオーラがある、でも簡単に近づいていいのかわからない。

ふわっと、どこかにいなくならないか?

私はノンちゃんのことをそんなふうに思っていたりする。

そんなノンちゃんが、奏でるバイオリンの音色は想像しただけで、聞いてみたくはならないか?

そんなノンちゃんが、音楽でどんな素敵な空間を創りだしてくれるのか、想像しただけで興味深くはないだろうか?

強さがありながらも、繊細で、弱くて、柔らかい彼を、私は飽きずにずっと応援し続けるだろう。

今後の活躍を、とても楽しみにしている私の大切な友人の一人である。

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